9月より初めて取り組んだ「立志教育・講師養成講座(全5日間10講座)の全課程を修了し、
修了生9名(女性8名、男性1名)が誕生しました。
この講座は、立志教育(キャリア教育・道徳教育)の普及・推進と、
「志授業認定講師」の増強を図ることをねらいとしています。
10講座の内容は、「志とは何か」「立志教育とは何か」「自己肯定感の醸成」
「家庭における立志教育」「岡山で志の高い先人たち」「志授業の構造と模擬授業」
「子どもとのコミュニケーション力の向上」などに加え、
「志授業の提唱者」である「角田識之=臥龍」先生から
オンラインでの貴重なご講演もいただけました。
世界全体が先行き不透明で、特にコロナ禍が蔓延する社会では、
子ども達が「夢」や「志」を胸に抱いて生きにくい世の中になっています。
このような社会だからこそ、子ども達の心に「灯をともし」、
自分の目指す「ゆるがない北極星」に向けて、
地に足をつけた歩みを一歩一歩続けるように働きかけることは重要です。
「夢」や「目標」、そして「志」や「使命感」を持った子どもは、
間違いなく進んで自主的に勉強するようになります。
学力低下を解消するひとつの解決策でもあります。
そして、「社会貢献をする人材育成」をすることが、未来の日本を幸せな国にする近道であります。
そのために、私たち「立志教育支援プロジェクト」の認定講師は、
こつこつと無償ボランティアで学校現場に出向き、
「志授業」の出前講座を実施している次第です。
最後の講座では、これまでの学習内容を踏まえて、お一人お一人の受講生の皆さんから、
「お役立ち山」「私の志」を発表していただきました。
20歳から78歳までという幅広い年齢層の受講生の皆さんは、
すでに幼少期からの夢を実現されておられる方も多いのですが、
これからの人生を見据えて、
「世のため、人のため」にご自身がどのような社会貢献が出来るかについて、
教材提示装置で拡大された「お役立ち山」作文をもとに発表してくださいました。
(本日は、家庭の事情によりお一人欠席)
この後、(一社)「志授業」推進協議会(理事長:角田識之先生)から「第3級の認定証」、
NPO法人岡山立志教育支援プロジェクトからは、
「修了証」の2種類の証書を角田から手渡しました。
有り難いことに、
修了生の皆さんに向けて東京在住の臥龍先生から「激励メッセージ」が届いており、
認定講師の平井さんが代読してくださいました。
続いて、修了式に駆け付けてくださった認定講師の白重さん、
金森さん、東さん、平井さんの4人から、
お祝いメッセージとして志授業を実施する喜びなどを語ってくださいました。
また、今津副理事長さんより、今月末に行われる「志授業認定講師」試験のご紹介があり、
2人の修了生の方々が挑戦してくださることになりました。
この「立志教育・講師養成講座」の第2期は、来年4・5・6月に実施予定です。