9月末に、立志教育ならびに志授業の推進と普及のために、
伊東香織倉敷市長さんを表敬訪問した際に同席してくださった、
井上教育長さん、笠原学校教育部長さんたちのお取り計らいにより、
11月11日に実施された倉敷市立小・中学校のオンライン校長会において、
志授業について説明する時間をいただくことが出来ました。
その後、一番にオファーが届いたのが、倉敷市立薗(その)小学校4年生からでした。
担当認定講師は多田さん。
先般の講師認定講座で修了された T さんと、S さんと角田の3人が参観しました。
この薗小学校は、3年前の西日本大水害で多大な被害を受けた「真備地区」にあります。
しかし、少し高台にあったために、近くの岡田小学校と同様に幸い浸水は免れ、
被災者の皆さんの避難所として活用されました。
校長室では、着任5年目の高津智子校長先生がにこやかにお迎えくださいました。
被災体験を決して忘れてはいけないと、様々な形にして記録を残されており、
「文集」「防災カレンダー」「体験談」などを見せていただきました。
意義深い素晴らしい取り組みでした。
ちょうど業間休みの時間帯で、4年生の教室に向かう中、出会う子ども達が皆さん、
「おはようございます!」と気持ちよい挨拶を交わしてくださり、
マナーの行き届いた教育をされていると感心しました。
また、お手洗いの場所を尋ねると、
女子児童が「ご案内しましょう!」とトイレまで導いてくださいました。これにも感心❗
今回の志授業を担当してくださった多田さんは、
実施回数からするとベテランの域に達しておられ、子ども達との会話力は高く、
非常にフレンドリーに語られるので、会話の「キャッチボール」がお得意です。
特に、最初の自己紹介では、
小さい頃からウルトラマンに出て来る「ダダ星人」と呼ばれていたと話されると、
一気に子ども達との距離が縮まります。
薗小学校の子ども達は、中学年という発達特性もあり、
のびのびと元気に挙手し、自由闊達に意見を述べてくださいました。
モデル版とも言える素晴らしい授業でした。
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