この半年間余り、実行委員の皆様方と一丸となって、
ずっと準備に奔走して参りました「第2回立志教育支援フォーラムin岡山」を、
山陽新聞社さん太ホールにて、ついに開催できました。
参加者数は、コロナ禍の出口が見えない中で、前回の200名を大きく下回りましたが、
内容的には前回よりもさらに、熱く充実した講演、発表等が持てましたこと、
心から感謝申し上げます。
岡山県教育庁から苅田直樹義務教育課長さま(鍵本芳郎教育長代理)、
萩原誠司美作市長さま、柴田義朗玉野市長さま、
ほか、岡山市教育長、瀬戸内市教育長、玉野市教育長、早島町教育長さま方を始め、
市議会議員の皆様かたも含め、大勢のご来賓にご臨席賜りました。有り難うございました❗️
現在、講師養成講座を実施したことから、6名もの認定講師が誕生し、
総数24名が小中の学校現場に出向き、無償で、副読本を配布し、志授業を行っています。
この9年間で、実施校は延べ120校を超え、7,000人以上の子どもたちが志授業を受けました。
■フォーラムの主な内容■
1.特別講演:志授業の提唱者であります「角田識之(のりゆき)」先生による
「未来は『N世代』に託そう!~『Z世代』を眼聴耳視する~」
2.志授業を受けたOG(中学生)・OB(高校生)の発表
1)中学校1年生の川島ゆいさんは、6年生で受けた志授業で、
「歌手になるという夢が、人のためになる志に変わった」と述べられました。
そこで、その決意を表したアカペラで「カロミオベン」を歌ってくださり、
静まりかえった会場に、ゆいさんの伸びやかな美しい歌が響き渡り、
大きな感動が波のように寄せて来ました。
2)S高校の高森啓史さんは、実は前回も中学生の時に発表いただいた方です。
その後の自分の頑張りを見て欲しいと、登壇してくださいました。
インターキッズ国際塾で、国際情勢にも目を向け、
国際人としての資質や能力を身に付けておられます。
今回は、前回より一層滑らかになった英会話で、
ジェンダー平等社会を実現するという夢や志を表現してくださいました。
3)岡山市内大学3年生の升谷大樹さんは、
立志教育講師養成講座を修了し、志授業認定試験を合格し、
見事、志授業認定講師になられました。先頃、H小学校にて授業実践され、
自らの自信や自己肯定感の向上につながった事例紹介もあります。
4)小学生5人による「私の志」発表です。
●「ダンサーになって、世界中の人の心を癒やす」
●「パークレンジャーになって、環境保護に努める」
●「県庁マンになって、岡山県を日本一住みよい県にする」
●「美味しいウナギの養殖場をつくり、安く提供する」
●「産婦人科の医師になり、発展途上国で安心して出産ができるようにする」
これら5人の子ども達は、胸を張って自分の「夢作文」で志を発表し、
今後の行動計画を示した「お役立ち山」も提示しました。
子ども達が「未来からの使者」として、堂々と自分の考えを述べる姿に涙がこぼれました。
日本の将来をこの子ども達に託せる、と明るい気持ちにもなれました。
受付全般、来賓対応など、細やか動いてくださった皆様方には、心から御礼申し上げます。
認定講師のご家族の方、講師養成講座の受講生の方、皆さんのチーム力は素晴らしかったです。
有り難うございました!早朝9時から集合してくださった実行委員の皆さま方、
認定講師の方を始め、賛助会員の皆様に心から感謝申し上げます。
これから、2月3月と学校現場での「志授業」実施が続きます。
もし、ご参観を希望されるようでしたら、角田のメッセンジャーに入れてくださいね。
そして、立志教育講師養成講座を受講したい方も、お知らせください。
今後とも、立志教育ならびに志授業へのご理解と、ご支援を衷心よりお願い申し上げます。